出会い

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「はい 私たち民族はとても複雑なんです でも民族といっても血の繋がりはないんですが…」 「どーゆーことだ? 民族なのに…」 「それ…」 「それは お前さんが降人だからだろィ」 「!! なぜそれを!?」 「俺は一応真撰組だからねェ ちょっとくらいの事は知ってまさぁァ」 「沖田さん 何ですか? 降人って」 「読んで字のごとく 空から降ってくる人のことさァ まぁ人というより赤ん坊だけどねェ」 「…ということは えぇ~~!!!?? 由里さん空から降ってきたんですか!?」 「…そういうことですね」 「そんなことが…」 「私たち降人はいつ降ってくるかわからないんです 明日かも知れないし 10日後かもしれないし 100年後かもしれません …そして 降人にも終わりがあります 最後に降ってきた人から50年後に降ってきた人が最後なんです」 「その最後の降人が ゆり姉だったわけアル」
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