決着の時

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一瞬…何が起こったのか分からなかった でも今は理解できる 私は後ろから麗子ちゃんに狙われていた そしてアキラの合図と共に飛び出してきた そして…今 沖田さんが麗子の持っている刀を見事に振り払い 土方さんはアキラ君に刀を向け 退が私をかばう形に抱きしめている 「…ッ お前ら…はかったなっ!!」 「何言ってんですかィ …あんたらだって由里を殺そうと必死に計画してたくせによォ」 「!! 知ってたのか…」 「おまえらが痴話喧嘩しているところに偶然通りかかってな …まぁそのおかげで 由里を守ることができたんだけどよぉ」 「アキラ君と麗子さんは知らないだろうけど …君達の両親を殺したのは僕の隣にいる子とは全く関係ないんだ」 「…なんだって…?」 山崎は天人の策士だということ そして天人は風速民族が邪魔だったから消そうとしていたこと …そして全ては天人に責任があるということを話した 「そんな…そんなはずは…」
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