97人が本棚に入れています
本棚に追加
「なんでだよ…
なんで俺なんかを…」
アキラは麗子を抱き抱えた
「ア…アキラ……
もう…止めようよ…」
「!」
土方も沖田も山崎も肩から血が出ている由里も二人のやり取りを見ていた…
「みと……認めようよ…
私達が…間違ってたんだっていうこと…」
「な…何言ってんだよ…
俺は絶対みと―…」
「アキラッ!!」
「……」
「もういいよ…
あの子は…見た限りいい子だよ…
そんな子に復讐なんかしたって…
一生後悔するだけ
…もう止めようよ
戻ろう…アキラ…」
「れ…麗子……」
目に涙をいっぱいためるアキラ
「ゆ…由里ちゃん…だっけ…?」
「はい……?」
「ごめんなさい…
ひどいこと言って
私…ちょっと分かってた
あなたは…人殺しの一族なわけないって
ごめんなさい…」
「もう…
もう…いいよ…」
「ありがとう(ニコッ)
…皆さんも…迷惑かけて
すいませんでした」
みんな首を横に振った
「……」
最初のコメントを投稿しよう!