未来を生きる

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「由里ちゃん!!」 「ビックリした!! 何?急に大きな声だして…」 「話があるんだ…」 「あぁ! あの時言ってたこと? 何なに?」 「ぼっ僕は…僕は…」 由里はにっこりしながら山崎を見つめている 「僕は… 由里ちゃんのことが… 好きです…!!」 (言った…!!) いつの間にか沖田や土方に近藤が部屋ごしに聞き耳をたてていた (由里ちゃん…なんて返事するだろう…) (由里ィ…兄ちゃんは悲しいぜィ!!!) (うるさいぞ!! 二人とも!!!) (お前がなっ) (なんだと?総悟ォー!!!) (落ち着け!!総悟!トシ!) 騒がしい外を尻目に中では… 『……』 沈黙が続いていた 「あの…退…」 「はっ…はい!! なんでしょー///」 「知ってる」 「…??? 知ってる?」 「うん… だって私も退好きだし」 『!!!』 誰もが両思いだ!! と思った時…
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