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「私がものごころついた頃にはもう 民族の数は7人でした…」
「そんな民族があったなんて…」
「俺も驚きでさァ」
「…俺も驚きだなぁ
なぁ総一郎君?
君どっから沸いてきたのかなぁ」
この世のものとは思えないほどの不器用な笑顔で沖田に近づく銀時
「旦那ぁ
俺と旦那の仲じゃないですかィ そんな固いこといわないで」
「どーせ神楽目当てだろ」
(ギクっ!!)
「そんな訳ないじゃないですかィ」
「嘘つけ 目が泳いでるぞ」
銀時じりじりと沖田に迫る…沖田逃げる
「あんなバカどもほっとくアル」
「あぁ…うん そうね」
「ところでゆり姉
どうしてこんな所まで?
誰かに用事アルか?」
「ううん 違うの
住むとこを探そうと思って」
「そっか…最後の一人なんだもんね
それじゃあ僕ん家くる?
姉上も快くむかえてくれるよ」
「いーーや ゆり姉は万事屋に一緒に住むアル
ねっ ゆり姉」
「二人ともありがとう
でも私 自分の力て生きていたいね 人に頼ってばかりだと後々困るしね
気持ちだけでも受け取っておくわ」
「そっか…」
「ゆり姉… 偉いアル」
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