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「チィ…しぶといな…」
「そっちこそ(昨日の水没霊戦のダメージが抜けてないとはいえ…ただの人間がここまで私に追いついてくるなんて…)」
「シッ…!!」
「ッツ…!油断したわ…」
幽香の右肩から血が流れる
「これで終わりだ…『極死「はいストーップ」ッツツ!?」
「紫…邪魔する気?」
「珍しく貴女がやられているから来てあげたのに…酷い言い種ね」
「ほんと、折角来てあげたのにひどいね~」
「幽香ちゃんももっと優しければね~」
「いや、呼んでないから。それになんで魅魔と神綺まで…」
「「暇潰し」」
「声そろえて言わないで。腹立つから…って、さっきの人間いないし…」
「志貴なら眠いとか言ってどっか行ったわよ?」
「ついてないわ…」
ヒュンッ!
「ん?」
紫、魅魔、神綺、幽香の上から巨大な影が近づいてくる
「はーっはっはっはっはー!!なかなか面白い面子が揃っているではないか!?」
「この高笑いは…」
紫がその影の正体に感づく
「うげ。あたしの一番苦手なやつが来た…」
魅魔はその場から逃げ出そうとする
が、
「最後まで付き合ってもらうわよ?」
幽香によって止められる
ズドーン…
そして、その巨大な影が降り立った
「久しいわね~」
神綺はとてもニコニコしていた…
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