第三話

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幻想郷の紅が集まる場所 紅魔館 「咲夜、フランがどこにいるか知ってるかしら?」 「妹様ならナカルカと一緒に花畑へ行きました」 「…凄く嫌な予感がするのは私だけかしら?」 「レミィ…その予感は間違いなく的中するわよ」 「あら、動かない大図書館がえらく活発的ね」 「五月蠅いわね…私が四六時中本を読んでる本の虫とでも言うわけ?」 「うん」 「水符…「わ、私が悪かったわ!!だからさっきの話のつ、続きを!!」…まあいいわ」 パチェ…ことパチュリー・ノーレッジは友人であるレミリア・スカーレットに説明を始めた 「まず、今はヒマワリが咲き誇り、あの妖怪の行動が活発であること。さらには今年はなんの因果か鈴蘭も大量発生してるわ」 「…今すぐあの二人を連れ戻してきます」 「待ちなさい」 従者である十六夜 咲夜(イザヨイ サクヤ)を引き留めたのはその主であるレミリアだった 「確かにフラン達の運命に『闘争』も見えるわ。でも、『出逢い』…いえ、これは『再会』ね。それも見えるわ」 「再会?ということは私達も知っている人なのかしら?」 「そのうちわかるわよ」
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