第三話

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花畑 「禁忌『フォーオブアカインド』!!」 「分身…ね。魔砲『マスタースパーク』」 ドゥゴォォォォォ!! 「…一発でみんな消し飛んじゃった……」 「ただしい分身の使い方を教えてあげるわ。双魔砲『デュアルスパーク』」 幽香がマスタースパーク撃ちながらスペルカードを宣言すると、彼女の体がぶれていき、やがて二人に分身する 「………!!ひ、秘弾『そして誰もいなくなるか?』!!」 フランは密度の濃くなったレーザーを避けるために自分の姿を眩ました が、 「花符『フラワーロード』」 幽香が新たにスペルカードを宣言すると、彼女の近くにある花が一定の方向を向いた 「そこね…花砲『フラワーショット』」 さらにスペルカードを宣言すると、一定方向を向いた全ての花から弾幕が放たれた 「きゃっ!!」 そして弾幕が放たれた場所にフランが姿を現した 「いたたたた…幽香…本当に本気だ…」 「当然よ。……これでおしまいね。『ウィップローズ』」 フランの真下から数本の棘が迫る しかし、 「斬刑に処す」 「なっ………!?」 一瞬で棘は細切れにされ、一人の男が立っていた 「えっ…貴方は……」 「貴方…何時か会った殺人者ね」 「悪いな、殺人業はもう廃業したんだ。今は在るがままに殺しを楽しんでいる」 「あまりかわらないわね」 「まあな。ちょいと趣向が変わっただけだ」 「そう。で、何時か出来なかった殺し合いでもするかしら?」 「俺はその俺とは違う。だが確かに記憶は持っている。それ以前に…殺し合いに理由なんかいらない」 ニヤッ 彼、八雲志貴は不適な笑みを浮かべながらナイフをかまえた 「久し振りにいい殺し合いができそうね♪」 「(今のうちに逃げよ…)」
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