第三話

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「チィ…しぶといな…」 「そっちこそ(昨日の水没霊戦のダメージが抜けてないとはいえ…ただの人間がここまで私に追いついてくるなんて…)」 「シッ…!!」 「ッツ…!油断したわ…」 幽香の右肩から血が流れる 「これで終わりだ…『極死「はいストーップ」ッツツ!?」 「紫…邪魔する気?」 「珍しく貴女がやられているから来てあげたのに…酷い言い種ね」 「ほんと、折角来てあげたのにひどいね~」 「幽香ちゃんももっと優しければね~」 「いや、呼んでないから。それになんで魅魔と神綺まで…」 「「暇潰し」」 「声そろえて言わないで。腹立つから…って、さっきの人間いないし…」 「志貴なら眠いとか言ってどっか行ったわよ?」 「ついてないわ…」 ヒュンッ! 「ん?」 紫、魅魔、神綺、幽香の上から巨大な影が近づいてくる 「はーっはっはっはっはー!!なかなか面白い面子が揃っているではないか!?」 「この高笑いは…」 紫がその影の正体に感づく 「うげ。あたしの一番苦手なやつが来た…」 魅魔はその場から逃げ出そうとする が、 「最後まで付き合ってもらうわよ?」 幽香によって止められる ズドーン… そして、その巨大な影が降り立った 「久しいわね~」 神綺はとてもニコニコしていた…
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