第一話

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俺は管理者 ただ思っただけでも世界を変える 超危険人物 なぜ俺はこうなった 俺はただ少しだけ望んだだけなのに 「あ~あ、ああなると長いわよ?彼…」 「踏み入れてはならない領域に入ってしまったようだな…すまない」 「あら、素直なところもあるのね」 「いや、今のは勝手に別の俺が…」 『別の……俺?』 「俺は何を言ってるんだ……!!チッ…焼きが回ったか…ック!!」 男は膝をつき頭を抱え込む 「!?」 !? そのようすに驚いた管理者と少女が彼に近づいた 「どういうこと!?記憶が同一化しようとしているわ……」 いや、完全ではない… 特に、オリジナルとは繋がる気配さえ見せていない 「そう……待ちなさい。幻想郷に来たifはどうなってるの?」 いや、それとの繋がりも殆どない あったとしてもあっちの住人の顔を見たことあるな、って程度だから 「ならいいわ」 しかし、コレに関しては俺は何もしていない… それに、他の管理者はココに手を出せないはず… なら、 「お上がやったとでも言うのかしら?」 わからない… けど調べておく必要がある …もしかしたら、この世界が自立したがってるのかもな 「とんだ反抗期ね」 ははは、その程度ですむのならいいさ それより、頭痛に耐えきれなくなって気絶している彼… ちゃんと運んどいてくれよ? 「ええ、それじゃあ…」 クパァ ……… 言ったほうがよかったかな 本当に同一化しようとしているのは、記憶じゃなくて世界そのものだと… まあ、あっちにifなんかないから くるくる回る無限ループってとこか …笹の葉は長かったなぁ 本当に 何回同じ様な話しを録画させられたか…orz
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