ふわふわモンブラン

おい、ちょっと待て！

如月弥生の信者さん達は今日もなんで俺らの共有スペースにいるんですか？
馬鹿なの？死ぬの？

弥生を無視したまま自分の部屋に入ろうとした時、バ会長に手を掴まれた。

｢なんすか？｣

｢おい不良、弥生がせっかくお前なんかにしゃべってくれてんのにその態度はなんだ？｣

え、何様？

｢璃央！そんないい方ないだろ！｣

｢弥生…｣

何その弥生は優しいな…って顔！

まぁ、どうでもいいけどさ。

俺はバ会長の手を振りほどいて自室へ入った。