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俺が机で体力の回復にいそしんでいると誠也が話しかけてきた
「まぁいろいろあってな」
「あれか、遅刻しそうになって走って曲がり角を曲がるとパンをくわえた女子とぶつ「違うわ!なにその定番ラブコメの最初の出会いみたいなの!」
「なんだ…違うのか、おもんな…」
「おもんな…じゃねぇよ!んなこと起こんの物語の主人公ぐらいだ」
「お前主人公じゃん」
「なんのこと?」
「まぁいいや、ところで何で遅れたんだ?そのいろいろを教えろや」
「生徒手帳を拾ったんだよ中みたら二年生だったから知ってる奴かと思ったけど全く覚えがない人だから誰かなって考えてたら遅れた」
「説明どうも、なるほど…お前らしいといえばお前らしい遅れ方だな、なんて奴なんだ?」
「梅村有希って人だけど誠也しらんか?」
「しらん!」
「そんなはっきりと…」
「しらんもんは知らん、二年生にそんな奴いなかった気がするけど」
「でも手帳に書いてあるし」
「まぁ、あとで調べといてやるわ」
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