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「えー、これから2学期が始まるわけですが、明日から転校生がきます。皆さん温かく迎えてください。以上です。」
転校生がくるのか~
ただ…
これを全校生徒750人の前で言う必要あったのか?
ちょっとした疑問を持ちながら俺と誠也は教室に戻った。
「なぁ空、転校生うちのクラスにくるらしいぜ」
「あっそ」
「なんだよ、気になんねーのか?」
「正直、興味ないな、俺は
お前は気になってんのか」
「もちのろんよ、気になってしょうがないのが普通だろ、女子かな、男子かな、女子がいいな~かわいい子がいいな~、おらワクワクすっぞ!」
「お前はドラゴ○ボー○の孫○空か!あと、もちのろんって古っ」
「空、いつもながらナイスツッコミだ!」
「うるさいぞ!少しは静かにできんのか!お前らは!」
竹山にまた怒られた、叩かれたくはないので静かにすることにした。
って言うかいつのまにホームルームになってたんだ?
「とっ言うわけでうちのクラスに転校がくるから仲良くしてやれよ!どんな奴なのかは明日のお楽しみだ!それじゃ終わり!解散!」
そう言って教室から出ていった竹山
クラスの奴もぞくぞくと教室から出ていく。
「空、帰ろうぜ」
「おう、ところで手帳の人はわかったか?」
「それがわかんないんだよ、二年生に梅村っ奴いなかったし、先輩にも、後輩にも、理事長にも、番長にも、裏番長さんにも、神にも、魔王にも聞いたがわかんなかった。悪い力になれなくて」
「いやいや、ちょっと待て!先輩や後輩、百歩譲って理事長、番長、裏番長さんも許そう、あとの神と魔王ってなんだよ」
「お前知らないのか!神とは生徒会長さんのことで、今では校長より地位が上なんだ」
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