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「そうだろうね。特に瑞希とかにバカにされそう。」 本当にあいつにはバカにされるからなぁ。ばれないようにしないとなぁ。 『ていうか、双子同士仲いいのすごいよなぁ。』 「智希と瑞希、性格真逆だからねぇ。」 そういうと、優真はちょっと笑って、 『おまえらもだからな。』 「どこが?」 うちはちょっと不思議に首を傾げながら聴くと、 『性格の違いかな。双子なら少しは似てると思うんだけどな。』 「似てると思うけどなぁ。さぼりとか勉強とか。」 うちが考えついたのは、この2つだけだった。それを言うと、優真はまたニコッと笑って、 『そこだけね。』 まぁそこだけなんだけどねぇ。って思っていた。
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