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「俺と一緒に居ても楽しくないよー？」
人を拒絶する。
人の温もりは彼にとっての毒。
消えていく貴女を追いかけても縋るモノのは無し。
柵 灰斗(しがらみ かいと)
「君が僕を好きでも僕は君が、…好きじゃない」
人の視線が怖い。
人々が紡ぐ言葉は彼が哀しむ根源。
貴女の好意に縋るほど、哀しみが癒えることは無し。
巳廼 葵(みない あおい)
「お前もいつか消えていくんだろ？」
人を信じられない。
人を信じ裏切られた彼にとって人は悪魔。
貴女が信じて、と心を開く様に彼の心は信じて、と縋ることは無し。
清導 逸哉(しんどう いちや)
「貴女が笑うたびに僕の心が悲鳴をあげるんです」
人を愛せない。
人を愛したくても拒絶されることを彼は恐れる。
貴女を愛していても彼がソレを言葉にして紡ぐことは無し。
哭諏 弌(なきす はじめ)
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