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「良かった。じゃ、これに書いといて。」
「あ、はい////」
メモ帳を渡され、ドキドキしながら、自分の番号とアドレスを書いて、優さんに渡した。
「ありがと。店終わったら、メールするよ!」
そう言うと、俺から離れて、お客さんのとこに戻ってしまった。
――寂しい‥‥。
優さんが隣にいないだけで、途端に寂しくなる感覚。
――俺、マジで好きになっちゃった、かも‥‥////
実際、優さんはカッコイイ。
同性の俺から見ても、カッコイイのだから、恋人とかいそう。
ってか、恋人いるのか、聞いとけばよかった。
――俺のバカ。‥‥意気地なし(泣)
彩菜が戻ってくると、顔が真っ赤でニヤけてる俺に怪訝そうな顔で見てる。
「亀ちゃん、何かあったの?顔‥‥崩れてる(笑)」
「あ、えっ?ひでぇな。いや、今優さんと話してた‥‥」
「良かったじゃん!で、その顔?(笑)」
笑いながら言葉を繋ぐ彩菜に、俺も釣られて笑う。
――そして、今あった優さんとの出来事を話していた。
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