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彼女たちは常連らしく、いつものように楽しんでいた。 そんな時、俺たちのテーブルに近付いてきた人たち。 「こんばんは。今日は、中々就けなくてごめんね。急に忙しくなってさ。」 「忙しいのはいいことだよ、オーナー。あ、早く座りなよ? 」 「はい。あ、今日は、優も一緒に就くから。」 「マジ?!ラッキー♪早く優も就きなよ。」 「こんばんは。彩菜さんに香織さん。久しぶりですね?!」 蚊帳の外になりつつある中、俺には全く分からない会話。 「本当だよ。あ、今日は友達も連れてきたんだ。」 そう言うと、俺を指差して紹介を始める。 「友達の和也。今日は気分転換に連れてきたんだ。」 「あ、どーも‥‥。和也です。」 素っ気無い挨拶。 ――だってさ、こんな場所初めてだし、何話していいか、わかんねーよ‥‥。 「初めまして。優って言います。よろしくね!」 そう言って、俺に名刺を渡してから、右手を差し出す。 ――これって、握手?‥‥なんか、ドキドキすんだけど。 握手を交わし、それからは、俺も含め、5人で盛り上がった。 ・
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