お披露目だ、バカ。

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閃がカバーオールの袖を指先でひっぱって面積を作れば、ぐちゃぐちゃの頬にそっと当ててくれた。 「俺がこれからいろんな種類の幸せ、嘘みたいなのもあるし、見えないのもあるし、ちっさいのからおっきいのまで沢山沢山チャーミーにあげる。だから全部笑ってちゃんと受け取って?」 「意地悪なのも、ね?」って言って、やんわり髪を撫でるから、 「ひーーーーんっ。」って声上げて、泣いた。 目の前が真っ暗になったから、 何事かと思ったけど、閃が笑いながらあの時みたいにハットを頭に乗せてくれた。 .
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