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そして自転車置き場に来た。
時間が中途半端で人が全然いなかった。
「ねえ…
昨日、俺の後ろに居たよね?
家、近いの?」
そう言って壁に寄りかかっていた私にどんどん顔を近付けてく…
「ち、近いっ!!」
しかし、私は顔が近いって意味で言ったのに、家が近いと解釈されてしまったのか、東雲はなかなか離れない。
「あ、なんかごめん。
付き合ってる感じ?」
ん?
この声、誰?
横を見ると、うちのクラスの男子が見ていた。
「見たままだよ。」
東雲、何言ってんの!?
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