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そして彼が角を曲がり、私も曲がった時、
目の前に同じ制服の胸辺りが見えた。
見上げると東雲がこっちをじっと見ていた。
「なんかごめんなさいっ!」
私はそう叫んで逃げた。
今まで、東雲に合わす為に押していた自転車を全速力で漕いで逃げた。
明日からどうしよう…
教室入ったら
「あいつ、ストーカーなんだぜ~」
とか、言われてたら…
ああ…
あたしの好奇心をここまで恨んだのは初めてだわ。
別にストーカーな訳でも無いのに…
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