『季節はずれの花火-Love One-』

1/1
前へ
/9ページ
次へ

『季節はずれの花火-Love One-』

あなたがそばに居ない夜は あたしは心が淋しすぎて… 今にも壊れそう… あなたに今すぐに 優しく抱きしめて欲しいよ 夜空にはあの日と同じ 季節はずれの花火が打ち上がる あの日…別々の帰り道に あなたは優しく手で あたしの頬を触り… 愛しい笑顔を見せてくれた… あなたは突然…何も告げずに 花火の様に… あたしの前から消えてしまった… あたしを置いて行かないでよ… あたしはまだ…あなたの“死”を 受け入れていないだよ… ねぇ…あなたには あたしのそばに 居て欲しいよ… 1人で居る事のは寒くって 凍えてしまいそう… あなただけに温めて欲しい あの日…2人で見た 同じ季節はずれの花火が 打ち上がる 同じ場所に来ているのに… 同じ格好しているのに… だけど…1人で見ても… 淋しくなるばっかりで 今も変わらずに あたしはあなたに 会えるのかなぁ? あなたと出会った頃は… 何かに怯えていた あたしはあなたの優しい笑顔と 温かさで心が救われた… もしも…あなたが あたしの心に居るのならば… 今はまだ…あたしは 気づかないままで居る… 涙を流しなら夜空を見上げると あの日と同じ… 季節はずれの花火が打ち上がる… アナタの天国にさよなら… アナタを忘れないわ
/9ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加