草野球

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スコアは4対3 8回にオジサンのチームの打線が爆発し一挙に4点を加えていた。 しかし今はピンチだ。 2アウト満塁、バッターはあの怪物くんだ。 アイツは今日ここまで4打数4安打2ホームラン。 やばすぎだろ! オジサンもこの回はここまでヒットは許しながらもなんとか踏ん張ってきたが今回は無理だろうな…相手が悪い。 オジサンもかなりキツイのか肩で息をしている。 その時オジサンと目が合った。 いや、あってしまった… オジサンはなぜかイタズラを思いついた小学生のような目をしている (嫌な予感…) 「ピッチャー交代!」 オジサンは唐突に告げた。 突然の事にオジサンのチームの人も戸惑っている 「おい、もう代わりの選手なんていないぜ?」 キャッチャーをやっていた人も戸惑っている。 「いや、いるんだよ。とっておきの切り札がな…」 「誠~オジサンとピッチャー交代だ~!!」 オジサンが不適に笑いなからそんな事を言ってくる。 「え~!?なんで!?」 俺は思わず叫んでしまった。 「オジサンね~もう疲れちゃったんだ~代わって欲しいな~誠君に~♪」 オジサンは気持ち悪い事を口走り、さらにクネクネしながらこちらに歩みよってくる。 (キモチワルイ…)
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