10人が本棚に入れています
本棚に追加
――そこで目が覚めた。
何だか不可思議な夢だったけど気にもしない。
僕が起きたちょうどその時携帯が鳴った。
確認するとメールがきていた。
「誠からか」
内容を把握するとすぐに着替え、顔を洗いに洗面所に行った。
誠とは僕の友人であり親友である。
中学生の時は特別仲が良いって訳じゃなかった。
むしろ犬猿の仲だった。
でも、僕らはいつの間にか友達になっていた。
どうしてかはもう随分前の事だから忘れた。
それからというもの誠はずっと一緒にいる。
僕はさっさと用意して誠の元へと向かった。
最初のコメントを投稿しよう!