親友?いいえ。ただの知人です。

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「ところで朔やん、この後どうするんだ?」 「ん?朔やん?」 「ああ。私が考えたあだ名だ。ダメか?じゃあ、神やんはどうだ?」 「んにゃ。朔やんでいいよ」 「朔くん、朔くん」 「どした?」 「私、朔くんの家に行きたい」 「え!?俺の家?」 「ダメ?」 じーっ うるうる 「うっ!わ、わかった!!わかったから涙目止めてくれ!!」 「ホント!?」 キラキラ 「あ、ああ。じ、じゃあ行こうぜ」 「朔やん。あれはどうする?」 見ている先には静太……いや、未知の生命体がピクピクと痙攣している。 「ちょっとまってろよ」 スタスタスタ 『ドゴッ』 「プギャッ!?」 「起きろ。帰るぞ」 「な、なあ「いいから来いや」 「はい……」 「よし。行こうぜ!!」 俺の家に向かった。
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