終焉へのカウントダウン

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先輩は頭を雅広に砕かれ全く動かなくなっていた。 「………」 「……行こう」 「判った…」 「うん…」 雅広は黙ってバイクを起動させ馨は先輩の愛車だった車を動かした…。 「…(何処もかしこも[アイツ等]だらけだな…」 街には人っ子1人おらず…血糊の跡や逃げ出した跡、壊れた食器や軽く破壊された建物があるだけだった。 4人はSATの隊員だという人物の家に到着した。 「此処か…」 「確かにこの家なら」 「[アイツ等]は入って来れないわね」 「でも、タダで使わせては貰えないみたいだな…」 その家の隣から[アイツ等]と化した住人達が出て来た。 「ヴァァァ…ア」 「準備は…?」 雅広が皆へ確認を取る。 「大丈夫」 「こっちも」 「俺もだ」 雅広は頷いた。 「行くぞ‼‼」 門を開けて一気に入った。 「うおおおお‼」 雅広は距離が近い[アイツ等]を次々に葬っていく。 「………‼」 パァン‼💥パァン‼💥 義也も動きながら的確な射撃で[アイツ等]の頭を撃ち抜いて倒していく。
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