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「ったりまえだ!!」
馨からの言葉を聞いた雅広は勢い良く返事をし、ハンヴィーへ飛び乗った。
月山姉妹も飛び乗り、ハンヴィーの中へ乗り込んだ。
「さて、これから脱出するけど…何処へ向かうのかな」
運転しながら馨が口を開いた。
「なら、私達のお爺ちゃんの家に向かって」
美野里が口を開き話し始めた。
「この車なら川も進めるし…当てもないから行くしか無いね」
義也が判断を下し、意見を言った。
「じゃあ、行くとするか!」
雅広が促すとハンヴィーは発進した。
この世界に安全な場所は無い……。
戦える者だけが生き延びる事が出来る…。
誰もがそう考えて始めていた……。
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