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「ちっきしょう!!またかよ!」
K町付近にさしかかったと同時に[アイツ等]の数が増えていた。
「くそ![アイツ等]が多すぎるな!」
「どうして、ここに集中してるの!!?」
雅広と美野里は車内の取っ手に捕まって外を見ていた。
「馨お兄さん!そこの道を右に曲がって!」
「わかった!!」
静夜が道を教えながら指示を出し馨はその指示に従っていた。
「はっ!?あれは!」
美野里は道の先に何かが有るのに気づいた。
「なっ!?マズイ!車体を横にしろ!!目の前にバリケードが張られてやがる!!」
それが見えた雅広は大声で運転手の馨へ叫んだが遅かった。
ギャ!ギャ!ギャ!ギィー!
急ブレーキをかけたハンヴィ-はバリケードに群がっていた[アイツ等]を巻き込んだ!
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