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ヴァア…ァア…
[アイツ等]は活きの良い獲物を見つけ出したように美野里へと向かって来た。
「クソ!!」
雅広は美野里へ向かう[アイツ等]に銃口を向けるとトリガーを引いて弾を放った。
バガンッ!!
物凄い銃声と共に放たれた弾丸は美野里へ向かっていた[アイツ等]の上半身を粉々にした。
「うぉっ、とっとと…!何でだ!?しっかり撃ったのにあまり倒せて無い!!?」
雅広が放った弾丸はたったの二匹程度しか[アイツ等]を粉砕していなかった。
「下手に撃ってるんだよ!前に突き出すように構えて撃て!」
「前へ突き出すように構えて…!!」
雅広は言われた通りに銃を構え、照準を合わせるとトリガーを引いた。
バガンッ!!!
物凄い銃声と共に近くに居た[アイツ等]は上半身が粉々になった。
「くぅ…凄い反動だな…!!」
弾を入れ替えつつ撃退してはいるが数が多く、倒しても倒しても[アイツ等]は群がって来る。
カキン…ッ!!
「くそぉ!弾切れか!!」
雅広は必死に急いで弾を補充し装填しようとしたが弾を落としてしまった。
「し、しまった!!」
弾がある付近には[アイツ等]が群がっており近づく事が出来ない。
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