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「くそぉ!!」
なんとか弾を拾ったが数発分しか無かった。
「義矢!MP-5を貸せよ!!!」
「でも、それは馨君が使う…」
「つべこべ言うな!!!早く貸せ!!」
雅広は怒気を含めた声を出した。
「そら!!」
義矢はサブマシンガンを雅広へ投げつけた。
「よし!コイツの撃ち方は!!?」
雅広は義矢へ撃ち方を聞いた。
「一番下がセーフティー!中心がセミオート!一番上がフルオートだ!」
義矢は短く安全装置の解除方法だけを説明した。
「コイツ等ぁあぁあ!!!!」
雅広は安全装置を解除するとサブマシンガンを撃ち始めた。
「当たらねえ!!クソが!!」
ほとんどの弾は[アイツ等]の胴体や肩に命中していた為に無意味だった。
「うう……」
美野里はなんとか立ち上がろうとするが痛みのあまり動けなかった。
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