黄泉路を逝く者達

10/17
前へ
/53ページ
次へ
「!」 雅広は美野里を抱きしめ覚悟を決めた。 他のメンバーも死ぬ事に覚悟を決めた。 もはや、抵抗する手段が無いのだ。 ボシュッ!! その時、高圧噴射された感じの水が発射された音が響いた。 ボシュッ!ボシュッ! まるで道を作り出しているかのように[アイツ等]を吹き飛ばしている。 「そこにいる者達!!伏せろ!!」 野太い声が響き、学生メンバー達はその場に伏せた。 ボシュゥウッ!! 噴射された水が学生メンバー達へ襲いかかろうとしていた[アイツ等]を吹き飛ばした。 「さぁ!速く!」 1人の女性が脱出の案内を促した。 「車が…!」 「車は後からでも回収出来る!今はとにかく脱出が先決だ!!」 年は三十くらいだろうか?1人の男性が学生メンバー達を安全地帯へ案内した。
/53ページ

最初のコメントを投稿しよう!

37人が本棚に入れています
本棚に追加