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[アイツ等]の群れから脱出した一行は全員、深いため息を吐いた。
「危なかった所をありがとうございます」
雅広は恩人達に深く頭を下げた。
「いえいえ、会長のお孫さんを守って頂いた借りがありますからね」
そういうと1人の男性がヘルメットを取った。
「ああー!本山さん!」
「久しぶりですね?お嬢様」
美野里の知り合いらしく側に寄り話し始めた。
「どうやら知り合いのようだね?」
「ああ」
「みんな無事で良かったよ」
「私、もうヘロヘロ」
大学メンバー達は本当に疲弊仕切っていた。
「皆さん、屋敷に案内しますので着いて来て下さい」
本山と名乗った男性は皆を引き連れて月山姉妹の祖父の屋敷へと向かい始めた。
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