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「おお~!馨くんと荒夜さん!!」
「2人で来たんだね」
「どうも…!」
「さて、3人そろったし今日は…」
「ギャアアアア!!」
突然、下から断末魔とも似つかない声が響いた。
「な…何だよ!?今のは!!」
「誰かがふざけてるんじゃないのかな?」
「いや…それにしては、明るさが無いぜ…」
雅広は部室の窓を静かに開けて下を見た。
「ッ!!!!!」
「ヴァァァ…」
「やめろ!!やめてくれぇ!!」
グチャ!!グチャ!!ブチィ!!
そこには1人の先輩が生ける死体のようなものに噛みつかれ肉を裂かれていた。
雅広は窓を音をたてないように閉めた。
「…矢原くん、荒夜さん、馨くん…何か武器を持つんだ…!!」
「「「えっ!?」」」
「早く!!」
雅広は馨にモップの柄を持たせ、結衣には大きめな金槌を持たせた。
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