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「よし…良いぜ‼」
雅広が支えて義也がゴムを引っ張っていた。
「よし…先輩!火を」
「ああ…‼」
そう言って火を点けた瞬間に窓から爆竹を飛ばした。
爆竹は勢い良く飛んで図書館の脇の道路に落ちた。
パァン‼💥パァン‼💥パァン‼💥
爆竹は勢い良く破裂した。
「ヴァァァ…」
[アイツ等]は爆竹が発した音に反応して、その場所へゆっくり向かって行った。
「どうやら成功のようだな…」
「でも、2つの出口にはまだ、3匹いるよ[アイツ等]が」
雅広は鞘から模造刀を抜いて鞘を背中に背負った。
「どの道、やらなきゃならないな…」
「ええ…」
「そうだな…」
結衣と馨も武器を握り締めた。
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