序章…

6/8
前へ
/53ページ
次へ
「よし…良いぜ‼」 雅広が支えて義也がゴムを引っ張っていた。 「よし…先輩!火を」 「ああ…‼」 そう言って火を点けた瞬間に窓から爆竹を飛ばした。 爆竹は勢い良く飛んで図書館の脇の道路に落ちた。 パァン‼💥パァン‼💥パァン‼💥 爆竹は勢い良く破裂した。 「ヴァァァ…」 [アイツ等]は爆竹が発した音に反応して、その場所へゆっくり向かって行った。 「どうやら成功のようだな…」 「でも、2つの出口にはまだ、3匹いるよ[アイツ等]が」 雅広は鞘から模造刀を抜いて鞘を背中に背負った。 「どの道、やらなきゃならないな…」 「ええ…」 「そうだな…」 結衣と馨も武器を握り締めた。
/53ページ

最初のコメントを投稿しよう!

37人が本棚に入れています
本棚に追加