ありがとう。

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カイトも鏡音姉弟に気づいたようだ。 カイト「…?リン達どうしたの?」 体育座りして凹んでいたカイト。 …弱い。 リン「兄さん探してたに決まってるでしょ。」 レン「みんな心配してるぜ。帰ろうよ。」 しかしカイトは動かなかった。 カイト「…僕帰ったら…また迷惑かかっちゃう…。」 マスターのことが気がかりだった。 アイスの欲望は止められないのだ。 レン「マ、マスターも言い過ぎたって反省してたし。」 リン「もー、早く帰ろー。リン早くここでたいよ。」 リンは少々苛立っていた。 カイト「…分かった。出る。」 カイトは立ち上がったその瞬間…。 ジ…ジジジジ…ジ レン「…ノイズ?まさかさっきの亀裂…」ジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジ… 茶色いような変なノイズがリンの方へすごい速さでやってきた。 リン「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」 レン「リン…!!」 駄目だ間に合わない!!ならせめて一緒に… フワリ ジジジジ…ジ――― 視界が真っ白になる―。
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