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その子とは、夢で出会った。 高校の校庭の一番大きな木の下で。 ロングヘアーが似合う、小顔の女の子。 多分同い年くらい。 目がくりくりしていて可愛い。 その子は俺に微笑みかける。 「君は誰?」 「君はどこから来たの?」 何を聞いても微笑むだけ。 不思議に感じ、問いかけ続ける。 「……君は…何しに来たの?」 そう問いかけると …その子は苦しそうに微笑んだ。
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