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06年6月19日に公開された日記
夢日記を発見したので、それを物語にしてみた。
私の目の前には、黒い服で大鎌を持つ私が立っており彼女は私にこう述べた。
「私が…お前の願いを叶えてあげよ…」
彼女は妖しい笑みを浮かべ、私に更に近づく。
「お前が嫌うヤツは、全て殺せばいい、私が代わりに殺してやろうか?」
そういうと、私が嫌う一人の男を目の前で殺した。
そして、次にもう一人の女に手を出そうとしたので、私は慌てて彼女を止める。
「やめて!お願い!」
何度もお願いをしていたら、彼女は既にお前はわがモノと言わんばかりと不敵に笑って消えていった。
安心した私は泣きながら座り込むと、横に黒い猫が現われて私にもたれかかった。
「ボクが、傍にいるよ?だから淋しがらなくていいよ…」
私はクロウザーを強く抱いた。
これがもう一人の私。
もう一人の私は破壊を好む。
彼女が現れると、惨劇が繰り広がる。私の天敵。
彼女の名前は雷神莱(ライジンライ)
好きな人に悲惨な振られ方をし、好きな人に呼び出され公園に行こうとし、交通事故で死んで、悪魔に魂を売った女。
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