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──時は夕暮れ。
「…皆、この計画を確実に遂行しろ、いいな?」
「「了解。」」
ここは、アイクの部屋。
この部屋にいるのは皆、クレイジー軍の者達である。
この部屋に集った理由、それはただ一つ。
明日、ソラをクレイジーと契約させるための計画を立てるためである。
「…よし。確認することは以上だ。もう戻っていいぞ。」
アイクの一言で、皆部屋を出ていく。その中の一人…ルカリオも、部屋を出ようとしていた。
「ルカリオ。」
その時、アイクに呼び止められたのだ。
「…どうした、アイク」
「…話がある」
ルカリオ以外の者達が出ていったあと再び扉は閉ざされ、沈黙が走る。
「お前に、頼みたいことがある。」
その沈黙を破ったのは、アイクだった。
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