マグロナルド戦記

第１章、豚小屋生活

選挙から一夜明け、見事落選してしまった私。

平静を装い、普段どおり仕事をしていた。

仕事を終え、退社しようとした私を待っていたのは、非現実的な光景だった…。

『マグロナルド、公職選挙法違反により、逮捕する』

大勢の警官に囲まれた私は、何が起こったのかわからないまま、御輿のように担ぎこまれ、パトカーにブチ込まれた。

そう、私は逮捕されてしまった。

何故だ…。

取り調べを受け、はっきりしたことは、私の支援団体の一部の者がマグバーガーと表した偽物のバーガーを配り、票集めをしていたらしい。

…なんてことだ。

まもなく私は留置場へ連れていかれた。

この薄暗い部屋のなかで、いまのところ許されているのは、この日記だけである…。

続くのか？