第1章、豚小屋生活

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豚小屋生活2日目 私の食事は差し入れのみに限られている。 なぜなら、日に2回、看守が金魚のエサをぶん投げてくるからだ。 たぶん、これがご飯なのだろう。 確かに、私の体は銀色に光り輝く流線形。 見間違えられるのも無理はない。 だからって、あんなさげすさんだ目をして全力投球してこなくてもいいのに。 人として扱ってくれないのは昔からだから、もう慣れている。 店がつぶれそうなときも乗り越えてきた。 反骨心には自信がある。 今回のピンチだってきっと…。 さて、食事にしよう。 今日の差し入れは… ①私のファミとも、スイさんから マグロ丼 共食いだ… ②日鰹連代表、蓮遵さんから 3つあります。 氷柱4本 部屋の前に角に置いてくださいとのこと。 さすが日鰹連。状況がわかってらっしゃる。 焼津名物チーズカツオ&マグロ また共食いですが、おいしそう。 最後、 森永おっとっと 小魚だと傷むから小魚型お菓子という配慮がありがたい。 ③ライバル、怪獣ぜっとんから かき氷(マグロ味) 溶けてらぁ。嫌がらせか? 皆さん、ありがとうございました。 長くなるので今日は終了。
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