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衝突現場には焦げた
匂いが漂っている
「あぁ!!制服に穴が
開いちまった!!
どうしてくれんだよ💦」
源次は穴が空いた部分を
凝視している
穴が空いた部分からは
なんとも言えない
焦げた匂いが漂っている
「いったぁ、
それより普通は私を
心配するんじゃねぇか??
トッポイお兄さんよぉ」
「ちょ、ちょWW
トッポイッて始めて言われたよ✋
でも、君みたいな
カワイイ娘がタバコなんて
吸っちゃだめだよ」
源次は素早くタバコの箱を
地面から拾い上げ
すぐに鞄に仕舞い込んだ
「これは没収しとくね」
「な、な……
何寝ぼけた事言ってる!
このアホのデクノボウ野郎ッ!///」
ヤンキー女は突然の
「カワイイ」に不覚にも
照れてしまった
「おっ!
照れてる所もカワイイねぇ🎵
でも俺急いでるからまたな!」
源次は軽くヤンキー女に
手を振り、また走りだした
「おいっ!!待て!
デクノボウ!!!タバコ返せよ!!」
源次はその言葉が聞こえないのか
全然余裕がないのかは解らないが
凄いスピードで見えなくなった
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