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隼人が負けを認めたのを、一緒に来ていた3人が驚いていた。
俺もこの後如何すれば良いか、考えていた。
「てか、俺はこれで、3-Dの仲間って認めてもらえたのかなぁ?」
俺は隼人の顔を覗きながら聞くと、まだ悔しいみたいで、俺から顔を背けるから、また考えた。
「まぁ…これからよろしく」
そう言って、隼人に握手を求めると、そっぽを向きながら手を出してくれた。
俺は嬉しくて、その手を取って、俺の胸の中に抱き締めた。
「わぁ!だからさっきから何何だよ!!」
「えっ?可愛いから?!」
「…可愛いって…?」
なんか、皆して引いちゃってますか?
あれれ…う~ん…これは少し大人しくしといた方が良いかも…
「で、教室戻ろうか?」
「あっ…う、うん…」
そう言って、皆で屋上から降りていく間、他の3人が名前を教えてくれた。ツッチーにタケに浩介、可愛いのが多いのに、俺はこの状況を、少し考えてた。
“ここって、ノンケが多いのか…?”
好みの子は多そうなのになぁ…
親父に言って、学校変えてもらうかなぁ…
そんな事考えてたら、教室に着いてしまった。
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