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そして、俺は小田切竜が働いている、店の前まで来ていた。
これから如何しよう…
何か、大人の店って感じなんだけど…
ちょっと裏口にでも、行って見るか…
裏口に行くと、ヤンクミが誰かと話してる。ここで、出てったら不味いよなぁって事で、俺は少し離れた所で、二人を観察中。
ヤンクミが居なくなるのを見計らって、そこに居た奴に話しかける。
「ねぇ!君!小田切竜君って言う…」
俺が言い終わる前に、そいつが話しかけてきた。俺は、そいつを見て、言葉が出なかった。だって、俺の理想が、そこに居るんだよ!!有り得ねぇー!!
「俺がその小田切だけど、あんたは?」
いやー!!惚れ惚れする美人さんなんだよ!俺が惚けたように、見つめているから、小田切君怪訝な表情で、俺の事見据えてきた。
慌てて俺は、自己紹介する。
「黒銀の、3-Dに転校してきた、獅童流星って言うんだけど…」
俺が自己紹介すると、
「その転校生が、俺に何の用?」
まるで何しに来たんだと言わんばかりに、冷たい目線を向けてくる。
でもその瞳の奥には悲しい色が、見え隠れしていた。
「エ~ッと…(ヤバい何も考えて来なかった💦」
竜が呆れて、中に入ろうとするから、咄嗟に、
「友達になりに来た(笑)」
思わずそう口走っていた。
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