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其処に、店の人が出て来て、
「小田切、何時まで油売ってんだ!」
そう言って出てきた人に、俺はビックリした。
そんな俺を、誰だって顔をしてジロリと見るから、俺が慌てて、踵を返そうとした。
「おう!流星じゃねぇか?」
『⁉💥…ばれた…』
俺はそれを無視して、その場を立ち去ろうとして、腕をつかまれる。
「何釣れない事しようとしてんだ!」
そう言って、俺の首に腕をまわしてきた。
「いやぁ!本田さん…苦しいって!」
「流星、元気にしてたか?」
「ははぁ…元気っすよ!」
「おう、そうか!前田さんがお前に会いたいって、そうだ、島さんもここにいるぞ!こいこい!」
そう言って無理矢理店の中に連れて行かれた。
「あっ!ほ、本田さん!!」
俺が、慌てて本田さんを、制止しようとしたのに、それを押さえつけられて、
「良いから良いから!」
そう言って、俺を店の中へと、押し込む。
竜は、そんな様子に、引き攣りながら店の中へと入っていった。
店の中に入っていくと、俺を店の従業員達が、ワシャワシャ頭を撫で回す。
「止めてくださいよ💦」
俺はちょっと苦手な本田さん達に、情けない声を出す。
(マジ、勘弁しろよ💦)
竜は、見慣れない光景に、後ずさっていた。
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