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「誰の縄張りだと思ってんだ?!」
中から赤毛のモヒカンが出てきた
耳と唇の下にピアスだらけ
いかにも~超能力みたいな…
「おい!!!誰だてめぇ!!!?」
「ナオさんですか?」
「質問してんのはオーレ!!」
「…ヒロです…ナオさんですか?」
「はあ?お前ナオの知り合い?」
こいつはナオではないらしい
いかにもなのに…
「違います。」
「何か用?」
「はいナオさんに」
この人まったく俺の話聞かねぇ…
会話が成り立たない…
「ナ~~オ!!!お前に用だとよ」
このモヒカン男がナオを呼ぶ
「誰?」
すると倉庫の奥から低い声が
響いてきた
「知らねーヒロって名前らしい」
「知らねっおぱらえ!!」
え!!
「なんかおぱらえってさあ帰って」
そんな話も聞いてくれないのか?
「大事な話なんです!」
「帰れって!」
「お願いですっっ」
「 うぜえ」
バギッッ
ドサッ
殴られた…ジンジンと
痛みが響き怒りがこみ上げた
「ふざけんっ「俺に触んな」
殴ろうとしたときモヒカンが
真顔で言うからビクッとした
「ってか触らない方がいいぞ」
何言ってんだコイツ…
「はあ?カッコつけたつもりかっっ」
バキッッ
意味がわからなかったから
一発返してやった
「痛てぇ……ははっお前何の超能力使ってんの?」
?
「は?俺何もしてないけど」
「でもホラ」
モヒカンはそう言って
俺の手を触った
「はははっっおもれぇ!!ナーオー!!コイツ中入れてもいーか?おもれぇぞコイツ」
「おもれぇのか?いーぞー」
「良かったなお前中入れるってよ」
「??」
意味が全くわからない
「まあ入れや」
俺はモヒカンに押されて
倉庫の中に入った
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