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第1話
「遅い遅いおそーーーーいっ!!😡」
いつものように彼女は叫ぶ
そしていつものように……
「もぉっ……ずっと待ってたんだからねっ……😌」
でた(笑)
【デレ】が😃
【ツン】のあとの【デレ】(いわゆるツンデレ)が
俺にとっての萌え要素なのだ。
そして彼女(森藤 鈴)と付き合っている。
これほど幸せなことがあるであろうか……
そんなことを頭に駆け巡らせていると、いつのまにか学校に着いていた。
「おっはよーさんっ今日もお二人ご一緒かいっ!?😍❤」
同じクラスの福田だ。
毎度と思うのだが、朝からこんなにテンションを高くできるオマエを尊敬するぞ。
「あぁ……」
もう毎日同じことを聞いているのだから学習しろよ。
あっ……オマエこの前の期末でドン2だっけ(笑)
「!?⚡」
どうした?
「なんだか今とっても俺を見下している人がいた感じがした……😓」
気のせいだろ
「そうだよなきっのせい~🎵きっのせい~🎵」
変なリズムにのせ、スキップしながら行ってしまった🏃
「なんなんだよ……」
というか、アイツ学習能力はないが、洞察力はピカイチなんだよな😓💦
そんなことを1人で考えていると
「ちょっと私の存在忘れてない?!😡😡」
いや、忘れてないよ?
「あっそ!ならいいけどねっ😣照」
それだけ言ってスタスタと自分の教室へ行ってしまった。
やれやれ。
今日も1日大変そうだ💧
でもお姫様のそばにいるのも悪くはないぜ?💓
俺は鈴のあとを追いかけた。
―つづく―
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