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~初等部B組にて
ザワザワザワ……
蜜「なぁ蛍!今日はうち以来の転校生が来るんやって♪」
蛍「知ってるわよ、ベタベタしないで暑苦しいから。」
ガガガッビビー
引っ付く蜜柑に目もくれず、メカをいじる蛍
蜜「うち本間に楽しみで楽しみで♪」
蛍「うっとーしい。」
バカンバカンッ!!
蜜「はがッツ!!💦」
バカン砲にて床にふれ伏す蜜柑に
蛍「私は今“ミコトリ様”の方に興味があるの。」
見下ろす視線でそう言うと、手を差し出した
蜜「ミコトリ様……?」
パーマ「あら佐倉さん知らないの?」
そこへパーマと心読みがやって来た
心「話題に出遅れるなんて笑えるね。」
蜜「なにをををを!?💢」
パーマ「“ミコトリ様”は命採り様って書いてミコトリ…、この学園を護る“神”様でそれはそれは残虐なお方と有名なのよ。」
蜜「神様…なのに?💧」
パーマ「気まぐれで一度、自分の遊び相手を捧げるように言ってくるわ……もし捧げなかったら…“祟り”となる…。」
蛍「私はその祟りが怖い訳じゃないけれど……なんだか良いスクープが取れる気がする。」
心「でもただの噂だけどね。」
蜜「なんやーあはははは💦」
蛍「蜜柑、怖かったのね……」
蛍がポツリと呟き、ちらりと蜜柑の席の隣を見た
棗「………」
ルカ「………」
しかし、棗は雑誌を顔に足を机に投げ出し寝ているだけだ
ルカもまたウサギンを触っているだけである
と
そこへ
夏「なーに湿気った臭い話してんのよ!!」
突然扉付近でそんな声が聞こえたかと思うと
夏「はい注目ー!!」
バンバンッ
教壇に立ち黒板を叩いた
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