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ザワザワザワ…
「誰だアレ?」
「言ってた転校生かな…💧」
一気にざわつく生徒達
夏「うっさいわよ!とにかく席に着きなさいっ!喋れないでしょ!!」
バンッ!!
教卓を叩くと
ピシッ……
「「「「!?」」」」」
体が勝手に操り人形のように動き、みんなを席へと着かせた
蜜「今の……あの子のアリス…💧?」
夏「そっ、やれば出来るじゃないの♪」
しかし本人はそれに気付いていない……
そのまま黒板に
朝霧 夏火と書いた
夏「私には“普通”の四季はいらないわ!!春は絶滅種の鳥と過ごしたいし、夏は雪を見てみたいし、秋はずーっと満月を見てみたいし、冬は狂い桜を見てみたい!!そんなこんなの“特殊”アリスの、朝霧夏火をよろしく!」
そう自己紹介し終わると
ガラガラ…!!
鳴「夏火ちゃん💦困るな、勝手に行動されちゃ…」
苦笑いしながら鳴海と岬が入ってきた
夏「どうして?ここは私の教室でしょ?良いじゃない少しばかり早く来たって!!」
それよりも…、スッと2人に人差し指を向けると
夏「出て行きなさい。」
睨みをきかせた
ガラガラ…バシンッ!!
すると、勝手に扉が閉まり
鳴「駄目だ、開かない💦」
岬「一度職員室に戻らないと💦」
外で2人のそんな声が聞こえた
棗「扉ごとミディアムレアにしてやるよ。」
ルカ「棗……?」
雑誌を顔に乗せたままそう呟くと
ドカンッ!!
音よりも早く扉が吹っ飛んだ
鳴「ケッホエッホ…💦これはどうだろうね…」
岬「少なくとも日向棗は我々の手助けをしたとは思えないな💧ケッホ……」
真っ黒ススまみれになりながら言った
夏「なに、怒ったの?」
棗「教室籠城は俺が認めねぇ……、それよりお前
何でここにいる!?」
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