プロローグ

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あの日、そう僕と祐樹に綾、そして梨穂姉とした大事な約束をした…… ―――――あの日 この日は、幼稚園を卒園した翌日でいつもの4人といつもの場所に集まった。 「りほおねえちゃん ゆうくん あやちゃん おくれてごめんね~」 「も~ ともくん おそい」 「きょうは おくれちゃ だめっていったのに~」 「二人とも何言ってるの きのう やくそく したのは10:00でしょ?まだじかんじゃないから ともくんは、おくれてないよ!」 「りほおねえちゃん ありがとう!」 ムギュ!! そう言って当時の僕は梨穂姉に抱きついた。 この頃は何も気にせず無邪気に抱きついてたなぁ…… 「むぅ~~~ いつも ともくん ばっかり ずるい~」 「はいはい、あやちゃんも ゆうくんも いいよ~」 「お、おれは、なにも……///」 そういえば……こいつ、この頃から梨穂姉の事が好きだったのかなぁ……反応からして多分そうだな 「……よしっそろそろいこっ!!」 「「「「ひみつきちに!!」」」」
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