一話

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二年生、授業中― だが、何故俺はこんなにもマキが気になる? マキを見るだけで胸がドキドキするんだ ―それは・・あなたがマキ君を好き、だからですよ― そうか!俺はマキが好きなんだ!! 昭人)分かったぞ! 先生)何が・・分かったのかな? 昭人)・・・すみませんι 先生)廊下に立っとれぇ! 廊下― しかしマキにはどう伝えたらいいんだ? いつも俺が真面目な話をしようものなら、誤魔化されたり、茶化されたり・・・ ・・・手強いなι ―簡単じゃないですか― 何ぃ! ―押し倒しちゃえば、楽勝ですよぉ― ・・・しかし、そんなことをしたらマキに・・ ―だ・か・ら、あなたはヘタレなんですよ― 昭人)誰がヘタレだ! 先生)静かにせんか! 昭人)すみませんι ―あっはっは・・いいですねぇ― それよりお前は誰なんだ? ―・・・・・は?昭人君、いいボケですが気付かないんでしょうか?― 分からん。そもそもキサマは誰なんだ?
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