夏恋

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《ガチャ》 父「おぉ、よく来てくれたな!!ま、ここに座れ」 梓「お父さん…来る人って…」 父「そうだ。今日からお前らには梓と共同生活をしてもらう」 梓「はぁ?」 YN「はい」 梓「えっ…ちょっ、お父さん!?ちゃんと説明してよ」 父「だから…最後の人生好きな人と暮らしたいだろ?だから…頼んだんだ」 梓「…好きな人って(-.-;)好きなアーティストなんだけどね……」 父「まぁ…お前らなら行けるさ…ハッハハ~」 《バタン》 梓「ちょっ!どこ行くの!?…はぁ…」 YN「あの…」 あ…すっかり忘れてた… そう… 私は東方神起の大ファンなのだ。 梓「あ…えっと…」 YN「僕達のファンなんですよね?」 梓「え?え…まぁ」 YC「なのに嬉しくないんすか?」 梓「…嬉しいけど…いきなりだったから…ビックリして…」 と言うとユノはこっちに向かってきて私の座ってるソファの横に座った。 梓「あ…」 YN「僕達は梓さんのお父さんに頼まれました。余命が短いんだ、その短い間だけでいいから一緒に居てあげてくれって。」 梓「え…お父さんが…」 YN「はい^^これからは僕達が梓さんを守ります。」 梓「…」 私は他の4人の方を見ると笑顔で頷いてくれた。 私はその場で泣いた。 お父さんの優しさに… 5人の優しさに…
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